お客様の要求仕様に基づき、設計から受託製造、電気試験等の法規制（薬機法）対応となる薬事申請を含めた開発と製造の支援を行います。
医療機器においては安全性・信頼性・品質管理や、電気安全性技術等に準拠した開発及び製造を行うことが必要で、弊社はQMS省令に則った
管理システムにおいて運用と維持をし、製造と品質管理を行っています。

弊社は電気電子を主体とした臨床検査機器、及び電極などの生体計測用センサーやハーネスなど、幅広く医療機器を開発・製造いたします。
1992年に医療機器製造業許認可を取得し、2006年に第一種医療機器製造販売業許可を取得いたしました。
2020年には新たに事業所を設立し、診断装置や検査装置の組み立てや製造にも対応いたしました。
制御基板、医療用アプリケーションの開発や周辺デバイスの製造、電気試験や薬機対応などの認証サポートまで、一貫した体制でお手伝いをいたします。

● ハードウェア開発
制御基板や通信デバイス、生体計測用アンプなどの開発、医療機器のハードウェア開発、及び製造を行います。
電気電子を要する医療機器（臨床検査機器）やウェアラブル医療機器、パーツなどの部品供給にも対応しています。

● ソフトウェア開発
生体情報を波形描画する医療機器のソフトウェア開発、通信やハードウェア制御（ファームウェア）の開発を行います。

● 量産試験機製造
要求仕様や開発情報に基づいた安全試験、電気安全性試験用の試験機を製造します。
回路図やブロック図、部品リストなど、必要応じて資料を作成し提供支援いたします。

● 量産機製造（組み立て）
作業工程手順書などに基づき、組み立てなどの量産製造を行います。
検査手順書に基づき検査、品質確認を行い出荷をいたします。

● 仕様検討（資料作成）
認識や方向性などの考えにズレが生じないよう、必要に応じて課題リストなどを作成し管理を行います。
開発を行うにあたり論理資料やブロック図、仕様書などを作成します。

● 試作
必要に応じてモックモデルの作成や３Dパーツを作製し、製品後のイメージを共有できるよういたします。
製造方法によっては量産時のリスクもあるため、事前に入念な確認を行っていただくよう配慮を考えています。

● 量産製造
要求仕様に基づき、ハーネス（ケーブル）や電極などのセンサーを量産製造いたします。
特に少ロットのご要望に関しては、納期や製造方法などを工夫することで柔軟な対応を行っています。

● 認証サポート
医療機器の電気安全性試験、EMC試験などに必要な認証サポートを行います。
製品開発時から医療機器準拠に伴った開発を行いますが、試験に必要なドキュメントなどの準備にあたり、
必要な支援を行います。

● 製造方法の検討
ご要望の数量により様々な製造方法を検討致します。
切削やモールド加工、金型や３D射出など、ロット数や希望納期に応じて最適な製造方法を検討し、
必要に応じてサンプルを用い、製品イメージに沿うよう情報を共有、協力しながらお進めします。

● 部材調達や管理
医療機器の調達に必要なトレースを管理し、部材調達を行います。

● 懇親会
リレーションを構築し、コミュニケーションを深めることを目的に行うよう考えています。
共通する目的や目標に向かって最短距離で進めるワーク作りと、互いの考え方や人柄などを理解し合う
アイスブレイクの要素も含め、コミュニケーションを通じてポジティブに理解し合うことにつながると考えています。

● 慰労会
業務の区切りで労う会ですが、こういう時はこうした方が良かったなどの課題を共有し、疑問や悩みを解決する場にできればと考えています。

筐体のデザインやソフトウェアのデザインアイコンなど、いわゆるデザインに関することを内作で行うことが苦手です。
頑張ってデザインすることは可能ですが、おそらくご満足いただけないかなと思っています・・・
製品力においてデザイン性はとても重要な要素で、いわゆるカッコいいモノの方がいいです。
その為、専門の協力会社に依頼をしたり、お客様の会社でデザイン部門がございましたら、ご対応頂く方が望ましいと
考えています。

光や気体、液体に対して透過性が高いハイドロゲルで形作られたマイクロチャンバーと、金属電極より刺激電流を通しやすいオーガニック電極を一体化した、細胞培養プレートです。　スフェロイドや細胞に対して効率良く刺激できる構造で、筋肉や細胞の成熟促進や神経系細胞の分化誘導等研究に最適です。

培養プレートに、分子透過性の高いハイドロゲルを採用しています。
＊プレートの蓋を開けずに培地交換や細胞に対する薬剤投与ができます。
＊光学的にも透過性が高いため、マイクロチャンバーを閉じたまま外部から細胞を監視、反応分析ができます。
＊水を含むハイドロゲルは電気的にも透過性があり、電極からの刺激電場を効率よく培養細胞に伝えることができます。

＊培地の電気分解や温度上昇を殆ど伴うことなく、刺激電流を細胞に届けることができるため毒性のある気泡の発生や発熱等の悪影響がありません。
＊電気容量が大きいため金属よりも電極面積を小さくでき、また柔軟性があるため　培養プレートをコンパクトにまとめることができます。

技術的根拠および参考文献
Dr. S. Yoshida, K. Sumomozawa, Prof. K. Nagamine, Prof. M. Nishizawa

Department of Finemechanics　Tohoku University
“Hydrogel Microchambers Integrated with Organic Electrodes for Efficient Electrical Stimulation of Human iPSC-Derived Cardiomyocytes” Macromol. Biosci. 2019, 1900060
（東北大学大学院工学研究科　李沢謙介，長峯邦明，吉田昭太郎，西澤松彦）

研究室のHP

特注情報はこちら ＃細胞・培地　＃刺激　＃記録　＃カーボン

資料提供：　国立大学法人 秋田大学

８チャンネル筋電図デジタルモニターは、標準ソフトウェア搭載の筋電計です。
入力BOXはDIN端子入力で、ディスポ電極や表面電極（皿電極）いずれも対応が可能です。本体はパソコンと付属のUSBケーブルを介して接続し、デジタル通信と給電を行うため、電源ケーブルの必要もありません。
標準ソフトウェアはFFT（周波数分析）、RMS、積分など筋電図計測に必要な解析項目はもちろんの事、誘発電位の測定に使用する加算平均、トレンド機能も標準搭載しています。
（本装置は研究用の為、臨床用途に使用することはできません）

【考案】
脳神経外科医　山口文雄 先生

実験動物や組織に局所温度刺激（熱刺激・冷刺激）や温度維持を行う刺激装置です。
in vivoパッチクランプや発生学など幅広い研究に使用できます。