プレッシャーミオグラフシステム 114P/112PP
小血管(>60µm)の構造と機能研究に
拍動シミュレーション
プレッシャーミオグラフシステム 114P 拍動プレッシャーミオグラフシステム 112PP
特徴
- せん断応答、血管内圧、機械的伸縮、縦方向の張力…これらが一つのシステムで測定可能
- 血管の取り付けが素早く簡単にできるエルゴノミックデザイン
- 小量の試薬で実験できる
- シンプルでも正確なカニューレアライメント
- 細胞内カルシウムイオンやph研究のための蛍光イメージングとの組み合わせが可能
プレッシャーミオグラフシステム 114Pおよび拍動プレッシャーミオグラフシステム 112PPは、小さな血管(直径> 40μm)の構造と機能を、生体内に近い条件下で研究できます。血管直径を薬理学的および生理学的刺激の反応を測定することができ、さらに112PPは、最大60mmHgの圧力差で50〜600BPMの拍動を加えることができます。
内蔵されている加熱システムでチャンバーの温度を維持、チャンバーカバーには、急速排水および充填、薬剤の累積添加、および酸素添加用のポートがついています。耐酸性のステンレスチャンバーは洗浄も楽に行えます。
プレッシャーミオグラフ用ソフトウェア MyoVIEWは、血管壁の厚さ、血管や内腔の直径の変化、血管内の圧力、せん断応力や血管の抵抗、設定圧力なのデータを収集・記録します。
フローメーター162FMと組み合わせると、15から4000μl/ minの流量を測定することができます( 拍動中は流量を測定できません)。
仕様
血管サイズ | >40µm |
---|---|
チャンバー数 | 1 |
チャンバー容積(最小) | 3.1ml |
アラインメント | x,y,z |
マウント方法(取付器具) | カニューレ |
パルスレート(112PP) | 50-600BPM |
温度範囲 | 15-50℃ |
---|---|
温度分解 | 0.1℃ |
ヒーティング機能 | あり |
フォース単位 | mmHg |
---|---|
フォースレンジ | ±200mN |
フォース分解能 | 0.01mN |
フォースキャリブレーション | あり |
圧単位 | mmHg |
---|---|
圧レンジ | 0-250mmHg |
圧スタビリティ | ±0.5mmHg |
圧分解能 | 0.1mN |
保温 | あり |
---|---|
容量 | 250ml |
圧サーキット | クローズド |
アナログ出力チャンネル | 4 |
---|---|
アナログ出力出力レンジ | ±2.5V |