MEP用弾性ストッキング モニフィット
MEP・SEP※術中モニタリングに対応した医療用弾性ストッキング
製品の概要
MEP用弾性ストッキング「モニフィット」は、下肢の静脈血、リンパ液のうっ滞を軽減又は予防する等、静脈還流の促進を目的にすると共に、脳神経外科・整形外科などの手術中に検査を行う運動誘発電位(Motor Evoked Potential:MEP)モニタリングにも対応した医療用弾性ストッキングで、電極装着に配慮した設計となっています。
(添付文書をご確認の上、医師の指示の元に使用すること)
※Somatosensory Evoked Potential:SEP
体性感覚誘発電位のことで、末梢神経への刺激に対する中枢神経系の応答を記録する検査です。術中モニタリングでは、神経機能の保護や損傷予防のために用いられます。
製品の特長
- MEP・SEPモニタリング対応:電極装着用の穴があり、測定電極を装着したままでも皮膚への圧迫を回避
- 漸減圧設計:末梢から中枢への血流を自然に誘導
- 多用途対応:下肢の静脈血、リンパ液のうっ滞を軽減、神経モニタリング支援
- 筒状編み構造:同心性圧迫で静脈還流を促進
- ディスポーザブルタイプで感染予防と衛生管理に配慮

着用時 
電極装着用の穴
サイズ
サイズ表
本製品は種々の加工法により成型された筒状のストッキングです。編み上げた糸の弾力により装着部に同心性の圧迫力を加えるとともに、末梢部から中枢に向かって圧迫力を漸減する構造です。
※医師の判断に基づき、患者様に合わせてサイズ選択してください。
臨床応用
- 静脈血流促進:術中の静脈血流促進により、血栓形成リスクを低減
- 術後管理:術後の静脈うっ滞や下肢浮腫の予防にも有効
- 神経モニタリング支援:電極装着部の開口により、皮膚圧迫を避けつつ安定した信号取得が可能
- 適応領域:脳神経外科、整形外科、脊椎手術、長時間麻酔下手術
- *使用上の注意:医師の判断、指示で適切に使用してください
FAQ(よくあるご質問)
Q. MEPとは何ですか?
A. 運動誘発電位(MEP)は、術中に神経機能を評価するためのモニタリング手法です。
Q. モニフィットはどのような患者に使用されますか?
A. 脳神経外科・整形外科手術を受ける患者で、血栓症予防と神経機能評価が必要な方に使用されます。
Q. 電極装着部の穴は何のためにありますか?
A. モニフィットを履いた状態で、開口部から電極を装着するためです。また、電極装着部の皮膚への圧迫を回避するためです。
Q. モニフィットは再使用可能ですか?
A. いいえ、単回使用の為再使用できません。
Q. サイズの選び方は?
A. 医師の判断に基づき、患者様のサイズに合わせてS・M・Lから選択してください。
製品情報
穴の配置位置
| 正式販売名 | MEP用弾性ストッキング モニフィット |
|---|---|
| 医療機器届出番号 | 13B1X10014000023 |
| 一般的名称 | 弾性ストッキング |
| クラス分類 | 一般医療機器(クラスⅠ) |
| 型式 | UMS-100-S UMS-100-M UMS-100-L |
| 入数 | 6足/箱 |