SPECIAL ORDER 独創の道

研究には既存の製品では補えない工夫やデバイスが必要不可欠です。

弊社ではアクリルをはじめ、樹脂加工品から電極やセンサー、アナログやデジタル技術などを駆使しワンオフ製作を行っています。(その多くは電極やセンサーなどの加工品です)小物から装置までを幅広く対応しておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。
下記にその一部と技術情報を更新し、随時公開しています。

  • ノウハウ

    2023.06.05

    お問い合わせ番号:D024

    電極としてのプラチナ(Pt)とプラチナイリジウム(Pt-Ir)の違い

    金属電極に用いられるプラチナ(Pt)とプラチナイリジウム(Pt/Ir)の違いについてご説明いたします。プラチナイリジウムとは、隣り合った元素であるプラチナとイリジウムの合金です。まず、プラチナとプラチナイリジウムの特徴として、生体との適合性が高い点が挙げられます。また、ステンレスや銀など他の金属と比べ、酸化が起きにくい特徴があります。電極で電気刺激を繰り返し行う際に黒ずんでしまう、フィールド刺激をする際に気泡が発生し実験対象に影響を与えてしまう場合は、電極をプラチナかプラチナイリジウムに替えると改善されるかもしれません。そしてプラチナイリジウムは硬く強度があります。(剛性が高いです)ワイヤー電極として使用する際に強度が必要な場合や、球状の電極としてご使用する際、脱落のリスクを減らすために採用されることがございます。弊社では、ワイヤー、球状の電極、白金箔を用いたカフ電極など様々な形状で各種金属を用いた電極のご提案が可能です。ご相談をいただければご希望に沿った製品の作成を検討させていただきますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

  • ノウハウ

    2023.05.29

    お問い合わせ番号:D023

    Data Visionを用いれば、波形と動画を同時に記録する事が可能です。

    行動実験等の動きがある時に、波形と動画が同時に記録されていると嬉しくありませんか?別に撮った映像を、後から合わせ込むといった作業も面倒ですよね。Data Visionであれば、REC一発で波形と動画が記録されます。記録された動画には、スクロールバーがあり、これは波形とリンクしています。つまり、任意の動画位置を設定すると、その時の波形を確認する事が容易に可能です。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。

    生体信号と動画を同時に記録
  • 機器類

    2023.05.22

    お問い合わせ番号:B012

    刺激/記録切替BOX

    32ch電極用の電気刺激/記録切替ボックスを作製しました。電極とヘッドステージ(オペアンプ)の間に設置でき、各電極点を記録/刺激陽極/刺激陰極から選択できるようになっています。これにより、多チャンネルセットアップからの選択的電気刺激が、手間なく容易に行なえるようになります。弊社では、ご実験の効率向上、簡易化、スピードアップに貢献できるような製品をご要望に合わせてご提案させていただきます。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。

    刺激切替ボックス
  • 電極類

    2023.05.15

    お問い合わせ番号:A105

    カーボン記録電極(非磁性電極)

    カーボン記録電極。カーボン+PEDOTを用いた電極でチューブの先端にカーボンペーパーを貼り付け、チューブ内を接着剤で満たしております。非磁性を考慮した材質でカーボン・チューブ・リード線は白金を使用しております。コネクター部分も工夫することで磁性の影響を少なくすることが可能な為あらゆる実験、環境(MRIなど)の際にもご使用いただけると想定しております。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

    カーボン記録電極
  • 電極類

    2023.05.08

    お問い合わせ番号:A104

    神経記録・刺激 カフ電極

    神経への記録や刺激を行うカフ電極です。先生のご実験の内容より、2極タイプですが片側に電極を寄せており、他の部分は絶縁している状態となります。また、電極の開閉を行いやすいようにシリコンチューブ内にナイロンブレードを通す工夫を施しております。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

    神経記録・刺激用カフ電極
  • 電極類

    2023.05.01

    お問い合わせ番号:A103

    振動パッド

    ディッシュを上に乗せ振動させるパッドです。パルスジェネレータに接続し、150Hzの出力で携帯電話のマナーモードくらいの振動を起こすことができます。サイズは直径11cmで、10cmのディッシュがきれいに収まります。小型魚などの行動観察にもおすすめです。末端はユーザー様のご希望ではんだ処理にしていますが各種コネクタに変更することも可能です。お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

    振動パッド
  • ノウハウ

    2023.04.24

    お問い合わせ番号:D019

    DINとPINの違いについて

    最近はDINコネクタの仕様が多く見られます。電極を作成させて頂く際にお客様がすでにアンプなどをお持ちの場合、適合コネクタを打ち合わせさせていただくことが多々あります。最近のアンプ類は金属端子に触れる事なくコネクト出来るDINコネクタが多く用いられています。写真1の赤色の方がPINコネクタ、黒色がDINコネクタです。適合コネクタが分からない場合はこちらでお調べ致しますが、写真2のように穴の中にピンが立っているものはDINコネクタが刺さります。また弊社では、【PIN→DIN】【DIN→PIN】に変換するプラグも取り扱っています。意外と迷ってしまうDINとPINの形状の違いについてご紹介しました。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。

    ピンチップとディンチップ
  • 電極類

    2023.04.17

    お問い合わせ番号:A102

    神経刺激電極(改良版)

    神経へアプローチする電極のご紹介です。以前ご使用頂いた製品の電極部分を改良したいとご要望を頂き形に致しました。細い神経を対象としていたため、先端の電極の角度やコーティングがない露出範囲、電極間距離等をよりご使用頂きやすい形にするためお打ち合わせを重ねました。実際に使用してみないと分からない点もありますが、ご要望をお伝え頂き、改良を重ねることでお求めの形状に近づけるよう是非お力添えが出来ればと思います。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

    神経刺激電極
  • 電極類

    2023.04.10

    お問い合わせ番号:A101

    神経活動電位をマッピングする電極

    32chの電極となります。1つにつき、16chを保有しており実験の目的に沿って、多chでの計測が可能となります。心筋マッピングシステムに接続すると最大256chまで計測可能ですので、対象に合わせた極数をご選択頂けます。本電極は電極間距離を1mmとしておりますが、広くすることも狭くすることも可能です。電極素材は白金を使用しているため長期間耐用にすぐれた電極となっております。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

    神経活動電位をマッピングする電極
  • 電極類

    2023.04.03

    お問い合わせ番号:A100

    神経へのアプローチを行う電極

    神経へアプローチする電極として鉤状の電極を製作致しました。先端のR部分を90°に近い角度にしており、視野が狭い部分にも挿入し易い形状にしております。標準品のUM2-5050と比べて電極間距離を狭くし、電極素線自体も細くしておりますので、UM2-5050ではサイズ的に難しい手技にもおすすめの電極となります。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

    神経へのアプローチを行う電極
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