株式会社ユニークメディカルは<医療機器・電極、研究用機器・電極> を製造販売しています。
医学と共に歩み続ける
「医学と共に歩み続ける」。これは、創業当時から変わらないユニークメディカルの理念です。
創業から45年以上が経過した現在でも、その理念は引き継ぎ新たな研究製品の開発、更なる医療への応用や価値を広げていく事を目指しています。
電気刺激には主に「バイポーラ刺激」と「モノポーラ刺激」の2種類があります。それぞれの特徴と用途は次の通りです。【バイポーラ刺激(Bipolar Stimulation)】は、2つの近接した電極間で電流を流す方法です。刺激範囲が局所的で、ターゲット部位に集中した精密な刺激が可能です。神経や筋肉の局所刺激、実験動物の神経伝導速度測定など、正確な制御が求められる場面でよく用いられます。一方、【モノポーラ刺激(Monopolar Stimulation)】は、1つの刺激電極と遠位に配置したリターン電極(対極板)の間で電流を流す方法です。電流値に応じて広範囲に刺激が届くため、疼痛緩和のための経皮的電気刺激(TENS)やリハビリなど、広域刺激を目的とする場合に適しています。設置が簡単で、広い領域をカバーできる点が特徴です。判断基準としては、局所的な精密刺激を行いたい場合はバイポーラ、広範囲の刺激や簡便性を重視する場合はモノポーラを選択します。用途に応じて最適な方法を選ぶことで、実験や治療の精度と安全性を高めることができます。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
論文:Phase-targeting rapid cryofixation of the beating heart and histological analysis unveil contractile state-dependent sarcomere dynamics(URL:tps://www.nature.com/articles/s41598-026-41756-0)当ご研究に当社の生体アンプ UA-200 が採用され、論文中にも掲載されています。下記概要のご紹介です。心臓は拍動ごとに収縮と弛緩を繰り返しますが、心筋サルコメア長(Sarcomere Length, SL)が心周期の各位相においてどのように変化し、空間的にどれほど均一であるかは十分に解明されていませんでした。当ご研究では「心周期に同期した急速凍結法(phase-targeting rapid cryofixation)」を用いることで、拍動中の心臓を瞬時に固定し、サルコメア構造を高精度に解析しています。その結果:・収縮期ではサルコメア長が有意に短縮・拡張期では延長傾向を示す一方、局所的な短縮領域が混在する不均一な分布を確認・心筋全体の空間的SL分布をヒートマップとして可視化し、位相依存的な構造変化を定量的に把握・比較対象として実施した心室細動時の凍結固定でも、顕著なSL不均一性を検出こうした「心周期の特定位相における心筋サルコメアの瞬間的な構造状態」を組織学的に捉えることが、本研究の主要な成果です。本研究の鍵となるのは、心周期の特定位相で正確にトリガする計測系です。ECG信号に基づくタイミング制御により、収縮期・拡張期といった特定の瞬間での凍結固定が可能となっています。このECG計測にUA-200が利用されました。特注対応にも柔軟に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
銀塩化銀電極は、名前の通り「銀」と「塩化銀」という2つの材料を組み合わせた電極です。ここで不思議なのが、「塩化銀は電気を通しにくい性質を持っているのに、なぜ電気信号を安定して測れるのか?」という点です。その答えは、電気の伝わり方が「金属の中」と「体・液体の中」で違うからです。• 金属の中: 小さな電気の粒(電子)が動いて流れる• 体や液体の中: 塩分などの水分に溶けた成分(イオン)が動いて流れる銀塩化銀電極は、この「イオンの流れ」を「電子の流れ」へとスムーズに変換する、優秀な通訳(橋渡し)の役割をしています。イメージとしては、以下のように体からの信号を受け渡しています。体や液体(イオン) → 電極(変換) → 測定器(電子)銀塩化銀電極は、この「イオンと電子の変換(化学反応)」が双方向とも非常にトップスピードかつスムーズに行われる性質を持っています。そのため、• 測定値がふらつきにくい(ドリフトが少ない)• ノイズが少ない• 長時間でも安定して測れるという大きなメリットがあります。 この優れた安定性があるからこそ、脳波・心電図・筋電図など、微弱で繊細な生体信号をノイズなく正確に測定する現場で、世界中で広く使われているのです。弊社では2種類の銀塩化銀電極を取り扱っております。1.銀塩化銀の表面処理 (電解法やペーストetc)2.銀塩化銀の焼結板用途によって検討内容が異なると思いますので、実験に沿ったご提案をさせて頂きます。詳細やご相談がございましたら、お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。