コイル電極SR
術中神経モニタリングに適した、コークスクリュー形電極
製品概要
コイル電極SRは、術中神経モニタリング(Intraoperative Neurophysiological Monitoring:IONM)における運動誘発電位(Motor Evoked Potential:MEP)の経頭蓋刺激や脳波記録に用いられるコークスクリュー形の針電極です。
製品の特長
コイル電極SR
- 電極先端が鋭利な針先で、頭皮への穿刺抵抗が小さく、滑らかな刺入が可能
- コークスクリュー形状により、頭皮にしっかり固定することが可能
- 電極の固定や抜去の際に樹脂製ボディが空回りしない保持構造を採用
- 滅菌済みのディスポーザブル製品
使用例
1.術中神経モニタリング
脳神経外科・整形外科手術における運動神経路の機能評価で、本品は経頭蓋MEPモニタリングの刺激電極として用いられます。
2.神経損傷予防
経頭蓋刺激運動誘発電位(Transcranial Motor Evoked Potential:Tc-MEP)の刺激用電極として、また術中に運動路の機能を監視し、神経損傷を防ぐためのモニタリング用電極として用いられます。
3.脳波記録
脳波(Electroencephalography:EEG)や視覚誘発電位(Visual Evoked Potential:VEP)を記録する為の導出電極としても使用でき、術前・術中の神経生理学的評価にも用いられます。
FAQ(よくあるご質問)

Q. 針の素材は何ですか?
A. SUS(ステンレス鋼)を採用しています。
Q. 6本入りですが、これは使用時に識別できますか?
A. 本製品は1箱6本入りで、6本とも色が異なりますので、色による識別が可能です。
Q. 電極は再使用できますか?
A. いいえ、本製品は滅菌済みのディスポーザブルのため再使用できません。
製品情報
| 正式販売名 | コイル電極SR |
|---|---|
| 医療機器認証番号 | 228AGBZX00016000 |
| 一般的名称 | 電気刺激装置用針電極 頭皮内脳波用電極 |
| クラス分類 | 管理医療機器(クラスⅡ) |
| 型式 | SN-100-1500AD |
| 入数 | 6本/箱 |