ボールタイプ
ボール(球状)の電極です。ラットやマウスの慢性留置実験に適しています。脳波(LFP・ECoG)や筋電図(EMG)、心電図(ECG)など安定した記録が可能です。特に自由行動下での小動物における脳波電極や心電図電極として安定した記録を実現します。
品名・型式 | 規格・寸法・外観 | 備考 |
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銀球電極 UL-3010 | φA:φ1/φ1.5 補強タイプ:φ2 5本/set 特注情報はこちら | |
咽頭電極(小) UHC | 2本/set(色:赤/白) | |
コルチコ電極 UD | 5本/set別売:専用ドライバー | |
双極コルチコ電極 UDWS | 5本/set別売:専用ドライバー | |
心筋プレート電極 PAT-1512 | 5本/set | |
双極銀球電極 UL2-2020 | 5本/set | |
導子電極 UDWL | 1本/set(電極/電極保護キャップ) | |
双極刺激電極 UOJM-10 | PVCコード3.1部は、L寸の指定可 1本 | |
セコール型電極 SCR-2 | 1本 | |
スティック型 表面電極 SCR-103 | 1本 |
球電極の規定について
球電極の素線と球径との関係
白金球、金球、銀球など、電極の仕様を決める際には下図をご参照ください。
生体信号の由来
生体信号の由来 生体の電気信号は、生命とは何かという問いから研究が行われ、雷鳴と共にカエルの筋が収縮することや金属の メスで筋に触れると収縮する現象などから、生体には金属と共通の仕組みがあると考えられ、その生体の仕組みが 外に取り出すことのできる〝 電気 〟であることを発見し、後に〝 ボルタの電池 〟につながったと考えられて います。(今でも電圧の単位はボルタの名前に由来) 生体の電気現象は、〝 生物らしさ 〟のひとつとして研究されるとともに、古来における電気の発見から医療器具 としても用いられ、現在もさらに電気的性質の解明と作用、そしてその電気作用を応用した現象は、広く臨床診断 に用いられています。 私たちは電極製作を通して研究と医療の助力となるべく、唯一無二の製品を提供しています。