株式会社ユニークメディカルは<医療機器・電極、研究用機器・電極> を製造販売しています。
医学と共に歩み続ける
「医学と共に歩み続ける」。これは、創業当時から変わらないユニークメディカルの理念です。
創業から45年以上が経過した現在でも、その理念は引き継ぎ新たな研究製品の開発、更なる医療への応用や価値を広げていく事を目指しています。
タングステンなどの金属電極による細胞外記録は、神経活動の研究において最もポピュラーな手法の1つです。脳や脊髄などの組織内の細胞間隙に電極を配置し、神経細胞の近傍に生じる微弱な電気活動を高感度増幅器(アンプ)を用いて記録します。金属電極は、剛性の高いタングステンや銀やプラチナなどの電気伝導性、生体適合性が高い材料が選択的に使用されます。電極は局所フィールド電位記録や単一ユニット記録、マルチユニット記録など、さまざまな種類の細胞外記録に用いられます。細胞外記録は、高い時間精度で神経活動を計測することができるため、脳内の信号処理の仕組みやネットワークを解明するための有力な研究手法とされています。弊社のタングステン金属微小電極は10本入り¥45,000で、インピーダンス(先端抵抗値)の指定や長さ、タングステン素線の太さ変更も自由に可能です。又、慢性留置を行うためのコネクタ付き電極や多極化などへの変更も対応致します。お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
パッチクランプや細胞外記録の参照電極には銀塩化銀電極を利用します。よく見かける物は皿状の塩化銀電極ですが「今回は棒状にして欲しい」というご要望を頂きました。 先生は顕微鏡ステージに自作の電極置き場を製作されており、そこにセットし易い形状になっています。弊社の銀塩化銀電極は2種類あります。1.銀塩化銀の表面処理 2.銀塩化銀の焼結板 (1)は、メッキのように塩化銀を表面処理しています。メリットは様々な形状に表面処理が可能です。デメリットは使用を続けていると表面の塩化銀処理が剥離していきます。(2)は、銀塩化銀の粉を固めた物なので表面処理が剥離することはありません。 今回は、耐久性を鑑み(2)の銀塩化銀の焼結板を棒状にして作製致しました。用途によって検討内容が異なると思いますので、実験に沿ったご提案をさせて頂きます。お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。