定電圧電気刺激装置
定電圧の電気刺激が行える慢性培養細胞用の電気刺激装置 2024年5月発売予定
セルスティム CES-100
高電圧出力(45Vmax1.5A)を行い、カーボン電極と組みあわせることで安定した実験や観察が可能となる装置です。
CelleStim(定電圧電気刺激装置)は培養細胞や細胞への安定した高電圧の電気刺激のために開発した電気刺激装置です。
心筋細胞や心筋塊、平滑筋細胞など、組織培養中における電気刺激を細胞へ効果的に行うことができます。
刺激装置の仕様は国内研究者のご要望に基づき、刺激電圧や刺激電流の容量、及び電気生理学的な細胞の反応を十分に検証し開発を行いました。
最大出力45v(1.5A)で、電気分解(イオン化)の起きないカーボン電極やハイドロゲル電極と共に使用することで、長期安定的に培養細胞への電気刺激を行い、観察することができます。(最大6well相当の同時刺激が可能です)
「出力波形(電圧刺激波形)参考」
仕様
チャンネル数 | 1ch |
---|---|
刺激制御 | 定電圧 |
刺激設定範囲 | 2~45V(1Vステップ) |
最大刺激電流 | 1500mA |
刺激波形位相 | モノ/バイフェージック/オルタネート |
刺激幅設定(Duration) | 0.1~10ms(0.1msステップ) |
刺激周期設定(Interval) | 0.1~99㎐(0.1㎐ステップ) |
刺激パターン | R:繰り返し S:シングル |
トリガー出力 | 有 |
トリガー入力 | 有 |
過負荷警告 | 有 |
電極はご使用のディッシュに合わせて作製可能です。
実績や参考資料がお知りになられたい場合は、お気軽にお問い合わせください。
カーボン電極やプラチナ電極、ハイドロゲルのディッシュ等を使用し、電気刺激を与えながら細胞の培養が行えます。刺激装置の出力側は共通1チャンネルですが、電極側の配線を分配することで、wellの数に対応した並列の刺激を行うことができます。(ケーブルや変換アダプタを使用します)
セルスティム(細胞電気刺激装置)は、タッチパネル設定で細胞の電気刺激を行いながら直感的な操作で細胞のペーシングを行え、電圧値の調整や周波数の設定などを行えます。お手持ちの顕微鏡やインキュベーターを使用し、容易に細胞培養システムを構築できます。
電気刺激はプラスマイナス(二相性・両極性)の出力で、電気分解によるイオンの集まりを軽減することができ、長時間においても安定した実験が可能です。また、様々な設定プロトコルも搭載していますが、カスタムによりご研究に応じた設定機能を追加することもできます。
【使用例】心筋塊、心筋細胞、iPS心筋細胞、骨格筋細胞、平滑筋細胞等
研究用電極の一覧はこちら
刺激出力ケーブルはこちら
特注情報はこちら#刺激#細胞・培地#記録#ゲル