分極電圧と銀-塩化銀電極
心電図や脳波などの生体信号を測定する際、分極電圧が大きいと、本来測定したい微弱な生体信号に影響を与えたり(ノイズとなったり)、測定回路の動作を不安定にしたりする原因となります。
そのため医療用の生体電極には、接触インピーダンスが低く、分極電圧が小さいことが要求されます。
この問題を抑制するため銀-塩化銀電極のような「不分極電極」と呼ばれる特殊な電極材料を使用した対策が取られます。
一般的な銀-塩化銀電極は、銀の金属表面に塩化銀の層を形成させたシンプルな構造を基本としています。
塩化銀の層は比較的柔らかく、強くこすったり、長期間の使用により、層が消耗されて性能が劣化します。
弊社ではその対策として、「銀-塩化銀 焼結板」を用いた電極をご用意しております。
「銀-塩化銀 焼結板」とは、銀の粉末と塩化銀の粉末を混合し、高温高圧で圧縮・焼結(焼き固める)して作られた固体状の板です。
表面だけにコーティングがあるわけではないため、表面が摩耗したり傷ついたりしても、電極としての性能(安定した電位)が維持されます。
再塩素化の必要がないメンテナンスフリーな電極として大変おすすめです。
詳細についてはお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

銀-塩化銀電極 
その他、ご相談の上で様々な製品を
製作/加工致します。
工作機械、精密機械、検査装置を駆使し、
唯一でユニークな電極や機器を製作します。
- 特注製作例
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- 標準品をご参考に形状や材質、数量の変更ができます。
- 目的や課題に応じて、経験を活かした仕様をご提案できます。
- 金属の材質や絶縁材、樹脂類についても豊富に揃えており対応できます。
- 生体適合性、電気伝導性の特長を活かした仕様を提案できます。
- これがこうなれば・これが少し細いと・ここにセンサーや電極が直接ついていれば