定電流刺激装置
USE-210|アイソレーター内蔵・高出力対応の電気刺激装置
製品概要
USE-210は、アイソレーター内蔵の高機能・高出力定電流刺激装置です。
ラット・マウス・ヒトなどの神経伝導速度(NCV・SCV)測定や、体性感覚誘発電位(SEP)・運動誘発電位(MEP)など、電気生理学実験に幅広く対応します。
脳・神経・筋肉・心筋・細胞培地への電気刺激に対応し、モノフェージック・バイフェージック・サイン波など多様な波形出力が可能です。
刺激設定の保存・呼び出し機能、過負荷検出機能、周波数・波形のカスタマイズなど、研究現場で求められる柔軟性と安全性を兼ね備えています。
製品の特長
- 定電流出力(0.1mA〜30mA):微小刺激から高出力まで対応
- 多様な波形出力:モノフェージック/バイフェージック/サイン波
- 刺激周波数設定範囲が広い:0.1Hz〜500Hz(サイン波は〜200Hz)
- 刺激幅・電流・周波数を細かく設定可能
- 刺激パターン選択:リピート/シングル(1〜10回)
- 過負荷検出機能:断線や接触不良を即座に検知
- 設定セーブ/ロード機能:実験条件の再現性を確保
- アイソレーター内蔵:安全性とノイズ対策を両立
- 小動物〜霊長類・細胞まで対応:幅広い研究分野に適応
定電流刺激装置 USE-210
製品の紹介動画
製品仕様
チャンネル数 | 1ch |
---|---|
出力モード | 定電流出力 |
出力極性 | 正負ダブルパルス |
出力電流 | 0.1mA〜30.0mA 0.1mA ステップ |
刺激幅 | 0.1ms〜10ms 0.1ms ステップ |
刺激周波数 | 0.1Hz〜10Hz 0.1Hz ステップ 10Hz〜100Hz 1Hz ステップ 100Hz〜500Hz 10Hz ステップ(サイン波~200Hz) |
刺激波形位相 | バイフェージック、モノフェージック、サイン波 |
刺激パターン | リピートモード、シングルモード(1~10) |
寸法 | W260×H100×D180mm(突起部含まず) |
重量 | 約1.4kg |
電源電圧/消費電力 | AC100V±10% 50、60Hz 50W |
使用用途・応用分野
- 神経伝導速度(NCV・SCV)測定
- 体性感覚誘発電位(SEP)・運動誘発電位(MEP)
- 筋電図・脳波との同期刺激
- 細胞・培地への電気刺激
- 心筋・神経・筋肉への刺激実験
- 教育・学生実習での電気生理体験
- 小動物〜霊長類・細胞までの刺激実験
FAQ(よくあるご質問)
Q. USE-210はどのような波形が出力できますか?
A. モノフェージック、バイフェージック、サイン波の3種類に対応しています。
Q. 細胞への刺激にも使えますか?
A. はい、細胞刺激用電極と組み合わせることで、心筋や培地への電気刺激にも対応可能です。
Q. 刺激設定の保存はできますか?
A. はい、セーブ/ロード機能により、設定の再現が可能です。
Q. 電極は別売りですか?
A. はい、用途に応じた刺激電極を多数ラインアップしています。詳細は「研究用電極の一覧」をご覧ください。
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