刺激装置 – セレスティムR96
セレスティムR96|96ch神経刺激システム
製品概要
セレスティムR96は、最大96チャンネルの出力と16の同時刺激を可能にする高性能神経刺激装置です。
二相性電流パルスにより、埋め込み電極を介してニューロンを精密に刺激。手動・プログラム両対応のStim Managerソフトウェアに加え、MATLAB・C++ SDKを標準搭載し、柔軟な刺激プロトコルの設計・実行が可能です。
研究用途において、複雑な刺激パターンやマルチチャンネル制御が求められる神経科学・電気生理学分野に最適です。
主な特長
- 96ch出力
- 二相性電流パルスによるニューロン刺激
- 1μA〜215μAまたは100μA〜10 mA±9.5V/ch
- TTLトリガと同期機能搭載
- 電極間の高速切り替え
- 低インピーダンス/高インピーダンスの電極モード
セレスティムR96は、最大96チャンネルの出力と16の同時刺激が可能な神経刺激装置です。二相性電流パルスでニューロンを刺激し、Stim ManagerソフトウェアとMATLAB/C++ SDKにより、手動・プログラム両モードで柔軟な刺激制御が可能です。電極選択、波形設定、刺激パターンの作成、チャンネルのインターリーブなど、複雑な刺激プロトコルにも対応します。
製品仕様
出力チャンネル数 | 96ch |
---|---|
最大同時刺激 | 16 |
最大電流 | 100μA – 10mA ( 100μA増加) |
最小電流 | 1 – 215μA (1 μA増加) |
最大出力電圧 | ± 4.7V to ± 9.5V(0.6V調整) |
フェーズ幅 | 44μs – 65,535μs |
インターフェーズ幅 | 53μs – 65,535μs |
刺激周波数 | 4Hz – 5kHz |
推奨電極インピーダンス | μ<100kΩ |
マクロ | <1kΩ |
トレインパルスレンジ | 1~255 |
分極 | バイフェージック |
APL | MATLABまたはC++ x86, x64 Ver. |
スクリプト | 刺激プロトコル、バーフェージック波形、トリガー |
活用シーン
- 神経科学・電気生理学研究における多点刺激
- 埋め込み電極を用いたニューロン制御実験
- カスタム刺激パターンによる神経応答解析
- 脳・脊髄・末梢神経の機能評価
- 高精度・高自由度の刺激制御が求められる研究環境
FAQ(よくあるご質問)
Q. 同時に何チャンネルまで刺激できますか?
A. 最大16チャンネルまで同時刺激が可能です。
Q. 刺激波形は自由に設定できますか?
A. はい。Stim Managerソフトウェアで極性・振幅・周波数などを自由に設定できます。
Q. プログラム制御はどの言語に対応していますか?
A. MATLABおよびC++(x86/x64)に対応したSDKが付属しています。
Q. TTLトリガーとの同期は可能ですか?
A. はい。外部TTL信号との同期機能を搭載しています。
Q. 電極の切り替え速度はどれくらいですか?
A. 高速切り替えに対応しており、複数電極への連続刺激が可能です。
Q. 低インピーダンスと高インピーダンスの電極に対応していますか?
A. はい。μ電極(<100kΩ)とマクロ電極(<1kΩ)に対応しています。