高解像度蛍光イメージングや共焦点レーザー顕微鏡(LSCM)を使った研究に
コンフォーカルワイヤーミオグラフシステム 360CWは、取り付けられた組織切片への非常に近い光学的アクセスができるように設計されており、共焦点レーザー顕微鏡(LSCM)による蛍光染料またはマーカーの高解像度画像記録ができます。これにより等尺性と蛍光の測定を同時に行うことができ、例えば血管の等尺性収縮と血管平滑筋細胞内の細胞内Ca 2+測定値を相関させる研究などに応用されています。
チャンバーの独特な設計により、LSCMの他、様々な高倍率対物レンズ、高開口数の液浸対物レンズや、標準の正立顕微鏡で使用される直接液浸対物レンズに簡単にアクセスできます。取り付けられた環状組織は、チャンバー窓の真上に正確に配置できるようになっており、倒立型LSCMで作動距離が250μm未満の対物レンズも使用できます。
チャンバーには、倒立顕微鏡システムまたは直立顕微鏡システム用のカバーが付属しており、吸引、ガス供給、必要があれば測定用電極(pH、NO、O 2張力)の取り付け機能がついています。
化合物をチャンバーに直接添加することができ、血管の力/張力はLSCM上で直接測定することができます。そして筋電計から取得したデータ(力や温度など)は、ユーザー定義のアナログ出力またはシリアルインタフェースを介して、継続的に記録できます。