-
細胞への電気刺激に使用する電極
カーボンファブリックPEDOT電極。心筋塊や骨格筋など細胞への電気刺激に使用する電極としては、白金(プラチナ)のワイヤー電極などが例に上げられます。電気伝導性や電気刺激の効率を上げる為には電極の面積と、電極の材質による電気容量が大きく関係し、プラチナよりもイリジウムオキサイドの方が優位・・・などは一般的な事と思います。今回は生体適合性が大変よく、電気容量もこれまでのものより優れただカーボンの電極、カーボンファブリックPEDOT電極を使用した刺激電極のご紹介です。カーボンファブリックPEDOT電極はAu(金)の450倍の電気容量を持つため、電気伝導性、効率もよく化学反応(泡)の発生や温度変化が起こりにくい優れたオーガニック電極です。形状としてはお客様がお持ちのアダプタやシャーレ、培地皿に固定する形で作成しております。ご希望の形状に沿った形状、実験環境や内容に沿ったご提案も可能です。細胞への電気刺激で課題がございましたらお気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
-
フィールド刺激用電極
培養細胞へフィールド刺激を行う為の電極です。対極をリング状にしており、中心からリングへ放射状に電気が流れる為、シャーレ全体に安定した電気刺激が可能となります。お手持ちのシャーレサイズに合わせた作成も可能です。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
-
銀塩化銀(Ag/AgCl)電極
銀塩化銀(Ag/AgCl)の焼結板を使用した電極です。焼結板とは「固体粉末を焼き固めた板」で、表面処理と違って剥がれ落ちる事がない為、電位の安定性に優れており、in vitro実験の参照電極に最適です。
お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。