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電極としてのプラチナ(Pt)とプラチナイリジウム(Pt-Ir)の違い
金属電極に用いられるプラチナ(Pt)とプラチナイリジウム(Pt/Ir)の違いについてご説明いたします。プラチナイリジウムとは、隣り合った元素であるプラチナとイリジウムの合金です。まず、プラチナとプラチナイリジウムの特徴として、生体との適合性が高い点が挙げられます。また、ステンレスや銀など他の金属と比べ、酸化が起きにくい特徴があります。電極で電気刺激を繰り返し行う際に黒ずんでしまう、フィールド刺激をする際に気泡が発生し実験対象に影響を与えてしまう場合は、電極をプラチナかプラチナイリジウムに替えると改善されるかもしれません。そしてプラチナイリジウムは硬く強度があります。(剛性が高いです)ワイヤー電極として使用する際に強度が必要な場合や、球状の電極としてご使用する際、脱落のリスクを減らすために採用されることがございます。弊社では、ワイヤー、球状の電極、白金箔を用いたカフ電極など様々な形状で各種金属を用いた電極のご提案が可能です。ご相談をいただければご希望に沿った製品の作成を検討させていただきますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
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Data Visionを用いれば、波形と動画を同時に記録する事が可能です。
行動実験等の動きがある時に、波形と動画が同時に記録されていると嬉しくありませんか?別に撮った映像を、後から合わせ込むといった作業も面倒ですよね。Data Visionであれば、REC一発で波形と動画が記録されます。記録された動画には、スクロールバーがあり、これは波形とリンクしています。つまり、任意の動画位置を設定すると、その時の波形を確認する事が容易に可能です。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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刺激/記録切替BOX
32ch電極用の電気刺激/記録切替ボックスを作製しました。電極とヘッドステージ(オペアンプ)の間に設置でき、各電極点を記録/刺激陽極/刺激陰極から選択できるようになっています。これにより、多チャンネルセットアップからの選択的電気刺激が、手間なく容易に行なえるようになります。弊社では、ご実験の効率向上、簡易化、スピードアップに貢献できるような製品をご要望に合わせてご提案させていただきます。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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カーボン記録電極(非磁性電極)
カーボン記録電極。カーボン+PEDOTを用いた電極でチューブの先端にカーボンペーパーを貼り付け、チューブ内を接着剤で満たしております。非磁性を考慮した材質でカーボン・チューブ・リード線は白金を使用しております。コネクター部分も工夫することで磁性の影響を少なくすることが可能な為あらゆる実験、環境(MRIなど)の際にもご使用いただけると想定しております。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
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神経記録・刺激 カフ電極
神経への記録や刺激を行うカフ電極です。先生のご実験の内容より、2極タイプですが片側に電極を寄せており、他の部分は絶縁している状態となります。また、電極の開閉を行いやすいようにシリコンチューブ内にナイロンブレードを通す工夫を施しております。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
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神経刺激電極(改良版)
神経へアプローチする電極のご紹介です。以前ご使用頂いた製品の電極部分を改良したいとご要望を頂き形に致しました。細い神経を対象としていたため、先端の電極の角度やコーティングがない露出範囲、電極間距離等をよりご使用頂きやすい形にするためお打ち合わせを重ねました。実際に使用してみないと分からない点もありますが、ご要望をお伝え頂き、改良を重ねることでお求めの形状に近づけるよう是非お力添えが出来ればと思います。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
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神経活動電位をマッピングする電極
32chの電極となります。1つにつき、16chを保有しており実験の目的に沿って、多chでの計測が可能となります。心筋マッピングシステムに接続すると最大256chまで計測可能ですので、対象に合わせた極数をご選択頂けます。本電極は電極間距離を1mmとしておりますが、広くすることも狭くすることも可能です。電極素材は白金を使用しているため長期間耐用にすぐれた電極となっております。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
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神経へのアプローチを行う電極
神経へアプローチする電極として鉤状の電極を製作致しました。先端のR部分を90°に近い角度にしており、視野が狭い部分にも挿入し易い形状にしております。標準品のUM2-5050と比べて電極間距離を狭くし、電極素線自体も細くしておりますので、UM2-5050ではサイズ的に難しい手技にもおすすめの電極となります。ご相談を頂ければご希望に沿った製品の作製を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
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マイクロECoG電極
マウスやラットの大脳皮質に電気刺激や脳波記録を行う電極を製作しました。慢性的に安定した電気刺激や脳波の記録を行えるよう留置(埋め込み)し使用します。
刺激装置や脳波アンプへ接続されるコネクタは小型軽量で耐久性もあり、脱着も容易です。例えば睡眠脳波などの記録も可能です。小動物における脳波や心電図、筋電図などの記録の仕方は多数ありますが、目的や期間に応じて適切なデザインをご提案させて頂きます。お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。