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自由行動下(フリームービング)で実験動物に 長時間の持続刺激を行う刺激装置 (追記:論文に掲載されました)
有線方式の持続刺激では、ケーブルの断線や引っ張りによる電極の外れが懸念されます。そこで実験動物に軽量アルミに内蔵されたバッテリー、制御基板、通信基盤を固定し持続刺激を行えるよう開発しました。刺激の設定もBluetoothで電流値、周波数、周期など、パソコンからの通信でリアルタイムに変更が可能です。現在の仕様では最大2週間の皮下刺激が可能です。
これら基板、アプリ開発を一括で行いますので低価格且つ要求仕様に忠実な装置を製作します。追記 論文に掲載されました -
超薄肉のシリコンシート電極
薄いシリコンシートを貼り合わせて作製したシート電極となり、電極部は白金箔を用いております。用途としてはカバーガラスなどに貼り付けて、電気刺激を加えつつ光学観察を行っておりました。上記のように電気刺激やシートが薄いため光学観察も行え、生体信号計測等にもご使用頂けるかと思っております。あらゆる場面で電極はご使用頂けると思いますので、ご使用に際して何かイメージがございましたらお気軽にご相談ください。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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細胞への電気刺激に使用する電極
カーボンファブリックPEDOT電極。心筋塊や骨格筋など細胞への電気刺激に使用する電極としては、白金(プラチナ)のワイヤー電極などが例に上げられます。電気伝導性や電気刺激の効率を上げる為には電極の面積と、電極の材質による電気容量が大きく関係し、プラチナよりもイリジウムオキサイドの方が優位・・・などは一般的な事と思います。今回は生体適合性が大変よく、電気容量もこれまでのものより優れただカーボンの電極、カーボンファブリックPEDOT電極を使用した刺激電極のご紹介です。カーボンファブリックPEDOT電極はAu(金)の450倍の電気容量を持つため、電気伝導性、効率もよく化学反応(泡)の発生や温度変化が起こりにくい優れたオーガニック電極です。形状としてはお客様がお持ちのアダプタやシャーレ、培地皿に固定する形で作成しております。ご希望の形状に沿った形状、実験環境や内容に沿ったご提案も可能です。細胞への電気刺激で課題がございましたらお気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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スパイラル状のリード線付き、金属微小電極
金属微小電極にリード線をスパイラル状(コイル状)に接続する事により、電極からアンプ装置、もしくはヘッドステージに接続するコネクタまでの長さをスマートに変更できるようにしております。また、コイル状にすることでリード線の絡まりなどを防ぎやすくなります。アイデア1つで様々な電極を作製出来ますので、お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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小動物用の心内カテーテル電極
小動物用の心内カテーテル電極です。写真は2Fr相当(φ0.6)ですがご希望に副って、最細(φ0.3)まで対応可能です。また、電極の材質は白金(Pt)を使用しておりますので、心内心電図の記録・ペーシングと、どちらの用途にもお使いできます。全長、極数、配置なども自由にお決め頂けますので循環器系の急性実験には最適です。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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慢性留置可能な神経への電気刺激用、カフ状の電極
当社は電極をひとつひとつ手作りしております。今回のご要望は、非常に細い神経に巻き付けるカフ状の電極でしたが、製図の段階では寸法指定が難しいところでした。侵襲性が少なく、神経に対して安定した固定と電気刺激が行えることが必要で、外径、内径、電極径ともに微細でありながらも高い耐久性をご希望されていました。製造担当者と連携し仕様の重点をうまく伝えることができた為、ご満足いただける仕上がりとなりました。これは手作りでなければお応えできなかったことです。お客様からの感謝のお言葉は、製造担当者のモチベーションにも繋がります。これからもお客様のご要望にお応えし、喜んでいただける製品をご提供いたします。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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シリコン製 表面電極
ペーシング用の薄型シート電極を作成しました。電極材質はPt 箔(白金)、シート材質はシリコンを使用しているため、生体適合性に非常に優れております。長期の慢性実験に適した電極となっておりますので、ペーシングに限らず、電位記録にもお使い頂けます。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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多極電極の為の記録・刺激電極の切替え
連続的な記録をしながら選択的刺激を行える切替えBOXです。電極数が多くても電子式スイッチングで小型に切替えBOXを製作することができます。(正負極の選択も行えます)
弊社では研究に便利な小物、デバイスも簡単にオーダーメイド可能ですので、お気軽にお問合せください。 -
フィールド刺激用電極
培養細胞へフィールド刺激を行う為の電極です。対極をリング状にしており、中心からリングへ放射状に電気が流れる為、シャーレ全体に安定した電気刺激が可能となります。お手持ちのシャーレサイズに合わせた作成も可能です。お気軽にお問合せフォームよりご連絡下さい。
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ハイドロゲル刺激培養皿
刺激電流を通しやすいオーガニック電極を一体化した、細胞培養プレートです。カーボンファブリックPEDOT電極はAu(金)の450倍の電気容量を持つため、化学反応(泡)の発生や温度変化が起こりにくい優れたオーガニック電極です。
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溶液バルブ及びコントローラー
味覚刺激を行う為、異なる刺激溶液投与を自動でコントロールします。 味覚刺激中の脳活動を研究する目的で、製作を行いました。
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ピンチメーター用プローブ
in vivoパッチにおける実験動物への定量刺激 ピンチメーター。ピンセットに圧センサーがついており、物体を挟んだ時の力(gf)を評価します。
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リユース可能なマウスやラット用のカニューラ
薬液投与や採取などに使用する樹脂製カニューレでは、ガイドカニューレ本体を歯科用セメント等で固定する事から、再利用は難しいと思います。これはカニューレの材質にステンレスを使用しており、セメントでの固定化を行っても再利用が可能です。カニューラ本体、ガイドカニューラ、ダミー共にステンレス製で耐熱、耐薬性があります。また、ワンオフでの製作であることからそれぞれのパーツ毎での数量指定も可能です。マウスやラット用のカニューラはサイズや形状ともに多種あります。その他、2連のダブルカニューラ、3連のカニューラもあり、お気軽にお問い合わせください。
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カニューレ付微小電極
細胞外記録で用いられる金属微小電極と薬液注入用のカニューレが一体となった電極です。薬液を注入後、そのまま神経細胞の発火を見ることが出来ます。写真の微小電極先端とカニューレ先端とは約0.6㎜の極間があります。
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マニピュレーター付き微小電極と銀ボール電極
金属微小電極で細胞外記録を行いつつ、脳表に設置した銀ボール電極からLFPを同時計測することが可能な電極です。
金属微小電極はマニピュレーター式になっており、留置後も3mm程度の上下動が可能です。
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記録&刺激 チャンネルSwitching装置(SSB-402)
脳波や筋電図などマルチchで計測する際、特定のchのみを刺激に切り替える事が出来ます。
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